ロシアは国際社会の総意に従え

 3月24日 国連 人道決議140カ国賛成

    ウクライナ無差別攻撃を非難

 「ウクライナに対する侵略の人道的結果」と題した決議はフランスとメキシコが主導し、90カ国が共同提案しました。賛成は国連加盟国193カ国の7割を超える140カ国、反対はロシア、ベラルーシ、北朝鮮、シリア、エリトリアの5カ国、棄権は中国やインドなど38カ国でした。日本は賛成しました。

 世界は、2日とほぼ同じ採決結果となりました。

 「世界はウクライナへの侵略を非難し、国際人道法、国際法、国連の諸原則を支持する点で引き続き結束している」(オーストリアの大使)と受け止められています。

 決議は、人口密集地への空爆や民間人への攻撃、学校、医療施設、水道、衛生設備などへの攻撃を挙げて「ロシアによる敵対行為が引き起こした悲惨な人道的結果に遺憾を表する」明記。避難中の民間人への車列へなどもな含め含め「民間人へのいかなる攻撃」も強く非難しました。