5月26日初神地区で、5月27日大井・中洲地区で対話させていただきました。             99才のおばあさんと対話!            自分たちで防災道路の整備!

 5月26日初神地区で、99才の女性と対話させていただきました。背筋もピンとして、とても99才の方とは思えないしっかりした方でした。「今は、ひ孫のために迷惑をかけないように生きていこうと思っている」との言葉をいただきました。来年の1月で100才になるそうです。元気でまた対話させていただきたいものです。高齢者への行政としての支援のあり方が問われていると感じました。

 5月27日は、中洲地区で、山側へ逃げるための防災道路を「自分たちで作らざるを得なかった」との話をお聞きしました。ずっと行政に要求してきたがやってもらえないので、昨年、1000円ずつ出し合って、地域の自分たちでセメントを運び、自分たちで階段やガードレールや道路も作ったとのことです。その為、ようやく行政からも一部援助してもらえたのことでした。しかし、道も細く、途中の道もせまいので、もっと広くして、万一の津波の時に避難できるような整備をしてほしいと訴えていました。

 住民の要請に対する行政の丁寧な説明と中洲地区の防災対策の総合的な計画の見直しが求められています。