日本共産党95周年 未来をきりひらく

   安倍政権打倒へ向け市民と野党との共闘を積極的にすすめます。

 

 日本共産党は、1922年(大正11年)7月15日の創立から今日で95周年です。党創立以来の1世紀近い歴史には、国民の利益擁護、平和と民主主義の旗を不屈に掲げ、時代を切り開いた歩みがしっかりと刻まれています。未来に向けて多くの国民と力を合わせ、日本の政治を前に進めるために、さらに使命を果たしていく決意です。

 

 95年前、日本共産党が創立された戦前の日本は、いまでは想像もできない「天皇絶対」の専制政治・人権抑圧体制でした。日本共産党は、侵略戦争と植民地支配に反対し、反戦平和・自由と民主主義のために文字通り命をかけてたたかい抜きました。多くの先輩が逮捕、投獄され、拷問で殺害されました。戦前の勇気あるたたかいの先駆性は、日本が敗戦を受け入れた「ポツダム宣言」であの戦争は侵略戦争だと認定され、戦後の憲法に戦争放棄、主権在民が明記されたことなどにはっきり証明されています。

 

 安倍晋三政権の改憲策動は、歴史の大逆流に他なりません。現代版治安維持法ともいえる「共謀罪」法の強行、「教育勅語」復権など”戦前の復活”への暴走には、「国政私物化」や問答無用の強権手法とともに、保守の人たちからも強い危機感が表明され自民党の支持基盤を揺るがす事態となっています。それは、都議選での大惨敗という形で劇的に示されました。(時事通信の世論調査で7月調査によると安倍内閣支持率は29.9%)

 

 都議選での日本共産党の躍進は、安倍暴走政治と真正面から対決する揺るがぬ党への姿勢への期待の現れです。安倍政権打倒に向け、市民と野党の共闘を積極的にすすめる共産党への信頼と期待も寄せられています。安倍政権が国民の批判に無反省のまま憲法9条破壊を加速させる重大な局面の中、安倍政権を追い詰めるたたかいを、ご一緒に進めようではありませんか。