議員研修会小西講師「審議会の議員参加は抑制すべき」

  11月8日、東浦町の緒川コミュニティーセンターで開かれた「知多5町による「合同議員研修会」に参加しました。「町村議会をめぐる最近の課題について」という演題で全国町村議会議長会 議事調査部 副参事の小西正太氏から講演があり、その後、質疑応答となりました。

 東浦の議員から「町内の各審議会に議員が委員として入っているがどう考えるか」との質問がありました。 講師の小西氏は、「議員が入っていると他の委員のみなさんが萎縮するので都市計画等の法定審議会は仕方ないが、その他は、抑制的にした方がいい」との見解を表明しました。東浦では、「国保運営協議会」には、議員は入っていません。その他の審議会のことで質問されたわけです。

 南知多町も適正に二元代表制を機能させるために、まずは保険料を諮問する、国保税や介護保険料等を扱う「運営協議会」からの議員の撤退が必要です。

 二元代表制は、地域自治の公正・適切かつ円滑な運営のために、それぞれ住民の直接選挙で選出された長と議会が相互に牽制し均衡を図るものだからです。なれあい、談合政治につながる仕組みは排除しなければなりません。

 「国民健康保険運営協議会」や「介護保健運営協議会」に議員が入っている不正常な市町は知多半島では、南知多町だけです。他の市町村は、議会と町長との適正なチェックアンドバランスを配慮した当たり前の制度なっています。