免許証返納者への海っこバス無料券は希望するすべて町民へ

免許証自主返納者への海っ子バス一日券24枚配布実現!

でもH3041日以降の返納者だけではおかしいのでは?   H24年度~H29年度のすべての返納者約100人にも平等にすべきです!

 

本年度から、南知多町の防災安全課の新しい施策として、他市町でも実施されている免許証の自主返納者への地域バス(海っ子バス)の無料配布事業が始まりました。

すでに、公報でも連絡されています。

 町は、高齢者による交通事故の減少を図るために高齢者免許証の自主返納を推進し、支援するために事業開始したものです。

 対象者は、平成304月以降に運転免許証を自主返納した満65歳以上の町民に限られています。海っ子バス及び知多バスの一日乗車券を12枚(6000円分)を一回に限り支援するものです。町は、3月の年間予算で、約60人分を対象としています。予算書では、36万円が計上されています。

 しかし、本年度4月以降の返納者だけが対象とするのものおかしなものです。

つまり、29年度までの返納した方は、対象とならないとしています。

防災安全課に電話して、確認と対象者全員を対象とするよう要請を行いました。

 防災安全課の担当者は、「今年度初めて開始をしたので、区切りとして30年度以降の返納者とした。」「公報を出した後、なぜ30年度以降なのかという問い合わせもあるので今後この事業の見直しも考えていきたい。」との回答でした。当然です。いくら予算が少ないからといっでも差別はありえません。30年度以前に返納者にも平等な機会が与えられるべきです。南知多町担当者は、30年以前の返納者を警察に問い合わせてその数を調べています。約100名という概算の数字を把握しているとのことです。

ならば、できれば今年中の見直しを望むものですが、今年度の制度変更が無理むりならば、来年度以降30年度以前の対象者には、情報を直接一人一人の住所に連絡する。または、広報で連絡を再度徹底する等して、無料バスの希望をきちんと聞きとることが必要と思われます。

ひょっとして高齢者でいらない方もみえると思われます。しかし、希望する、希望しないの実情だけは把握する努力を行政はすべきです。行政の基本は、公正・公平に事業がなされることではないでしょうか。