内田たもつの6月議会の一般質問と町の回答です。

            太陽光発電でもガイドラインを!

 

問 町内の太陽光発電施設がどこにあり、どんな業者が設置し、どれだけの発電量かすべて把握しているか?

答 厚生部長

  事業計画は、市町村経由でなく経産省に直接されるため、すべては把握していない。資源エネルギー庁のホー ムページの101件を確認している。

 

問 現在の設置の問題点をどう考えているか?

答 総務部長

  環境調査、地域との関係、土地開発の設計・施工、保守点検・管理体制、計画的な撤去と処分費用の確保が徹底していない。

 

 

問 町は、東浦町等の指導要綱等を参考に災害防止、生活環境保全のために適正な条例やガイドラインを作成すべきでは。

 答 厚生部長

 

平成28年に苦情が1件あった。まずは、国や県のガイドラインの周知に努め、国・県及び近隣の動向を注視し、検討したい。

 

 

      小型風力発電の町ガイドラインの周知・徹底を!

 

問 町は今作成している小型風力発電ガイドラインを、どのように周知し、具体的な規制を事業者等に要請・実施・検証をしていくつもりか?

 

答 厚生部長

  今回本町が作成するガイドラインは、町公式ホームページや広報などにより公表していく。事業計画が認定された事業者には、経済産業省の資源エネルギー庁ホームページにおいて確認し、ガイドライの送付を行うとともに、ガイドラインの遵守を求めていきたい。

また、町内に風力発電施設の予定のある事業者4社には、5月17日付けで、ガイドラインの策定予定についてのお知らせ文書を送付している。

 

        町は中部国際空港沖埋立計画に反対を!

 

問 中部国際空港沖を埋めたてることは、漁業に多大な影響がある。環境アセスの「配慮書」「方法書」段階でも町として反対意見を表明すべきでは?

答 企画部長

  「配慮書」「方法書」段階で、町として意見表明する機会がなかった。

 

問 今後の埋立準備のための「準備書」「評価書」のアセス準備に対して意見表明する準備はあるのか?

答 企画部長

  漁業への影響を調査・検討中でありこの結果も注視して、漁業を守る立場での、本町の意見は、漁協等とも十分調整を図りながら国や県に訴えていかねばならない。

 

       ファミリーサポートセンターの早期設置を!

 

問 南知多町の「子育て支援事業」のファミリーサポートセンター事業では27年度から開始する計画となっている。30年度になっても設置されていない。具体的な方向性は?

答 厚生部長

  この事業は、一時的・臨時的に育児の援助を依頼したい人と協力したい人が会員となって子どもを預かる相互支援組織です。本年度、アンケート調査を就学前や小学生をもつ保護者を対象に行い、利用意向や協力者の調査をして他市町の状況を確認して検討したい。