南知多町の小中学校のブロック塀対策を要求しました

 6月25日、南知多町の小中学校・保育園のブロック塀対策・地震対策について、石黒町長に申し入れました。

石黒町長と教育委員会の山下教育部長が対応されて懇談しました。

 次のような申し入れをし、文書にて回答をしていただくことになっています。    

 

                                       2018年 6月25日

南知多町

町長  石黒 和彦様

教育長 大森 宏隆様   

                          南知多町議会議員 内田 保

          地震対策の緊急の申し入れ

 日々政務ご苦労様です。

 大阪北部地震で被災された方にお見舞い申し上げます。

 小4の女子児童が、倒壊した市立小学校のブロック塀の下敷きになって亡くなりました。どこよりも安全であるべき学校が他より危険な場所になっているのは深刻です。「ブロック塀、水道管破裂、道路陥没、看板落下、エレベーターの閉じ込め、病院のライフライン喪失など、これまでの震災で問題になった教訓が生かされていないことが浮き彫りになっています。1人暮らしの高齢者への声かけなどに加え、本気で安全・安心なまちづくりを進めることが必要です。

 子どもたち、そして町民のみなさんの生命を守るために、地震等の災害から保護をするために、緊急に以下のような申し入れをします。

 すでに、教育委員会・建設課・防災安全課には一部の内容を口頭にて申し入れをさせていただいていますが、あらためてお願いするものです。

回答は、2週間をめどに文書にてお示し下さい。

                   記

1 学校・保育園等子どもたちが過ごす場所の総点検を行い、必要な対策を実施すること。

2 通学路の危険箇所を把握し、特に今回のようなブロック塀事故が起きないように調査・点検し必要な対策をとること。

 ● 建築基準法では、高さ2.2㍍以下で壁の厚さは15㎝以上(高さ2㍍以下では、10㎝以上)塀の高さが1.2㍍を超える場合には補強する「控え壁」を設置することが義務づけられている。その他、地中に基礎がある。傾きやひび割れがないことも必要。●

3 南知多町として、国や愛知県に対してブロック塀の点検・撤去・改善のための助成制度創設・充実を要求すること。

4 南知多町としても他市町で実施しているようなブロック塀等の撤去等の補助事業制度を創設すること。

5 当面、以前に実施していた家具類転倒防止金具の無料支給制度を復活させ、周知を行うこと。

6 武豊町で実施している地震時の火災を防ぐ、「感震ブレーカー」の補助制度を創設すること。                                  

 

以上