生活困難者に配慮した国民健康保険行政を!

          南知多町の国保税の滞納実態と

差し押さえ・短期保険証・資格証明書発行の現状

資格証明書は発行しないようにする国民健康保険行政を1

 今年も国民健康保険税を納める時期がきました。今年から、制度が大きく変わっています。半数の方は昨年より税額が上がっています。もし、この税額がおかしいなと思った方は、税務課に問い合わせるとともに、内田まで連絡してください。

南知多町の国保税滞納者は、2015544世帯・2016463世帯・2017年(12月末)578世帯となっています。主な原因として、失業・病気・経済的貧困により滞納者となっている場合が多いとの住民課担当者の話です。その中でも差し押さえ件数は、20158件・201620件・201738件と年々増加しています。

基本的に住民課・税務課が30万円以上滞納をめやすに納税相談を実施しているそうですが、1年以上納付がない場合に、国民健康保険証を短期保険証に切り替える措置を実施しているとしています。

南知多町の短期保険証は、6ヶ月単位ですが、住民課と税務課が一緒に該当者の相談に応じ、経済的貧困者や、病気対応には、一定の配慮をしているといいます。しかし、2016年は106件、201712月時点で、78件の短期保険証発行となっています。様々な理由での経済的貧困が南知多町でも存在します。

 

南知多町で、本人への10割負担を強制する資格証明書の発行者は、201424件、2015年35件、201623件、201715件となっています。美浜町・武豊町と比較すると極めて多い措置数となっています。

生活困難者に寄り添った相談で、資格証明書は発行しないような健康保険行政を望むものです。