危険なブロック塀撤去に補助金がつきます

議案56号 平成30年南知多町一般会計補正予算(第2号)(2018年9月議会討論より)

 議案56号補正予算第2号に賛成の立場から討論します。

 日本共産党は、危険な学校ブロック塀撤去については、大阪北部地震での小4の児童の死亡事故があった後、6月21日・25日に教育委員会・町長・防災安全課・建設課などに対策の申しれを口頭や文書でしてきました。

 今回の補正予算は町当局の機敏な対応を具体化するもので評価します。学校及び地域通学路の危険な実態も機敏に教育委員会をはじめとして調査され、今回の補正計画になったと考えます。子ども達の安全で安心できる通学・学校生活の確保が一番です。

 学校の危険な日間賀小・師崎小のブロック塀が撤去されることは当然のことです。それ以外の危ないと思われるブロック塀についても検討をしていくとされています。是非曖昧にしないでお願いするものです。

また、大阪北部地震前は、南知多町は、他市町では制度化されていた民間の家の塀対策がありませんでした。しかし、今回とりあえず400万を予算化し、1軒あたりかかる費用の1/2で最大20万まで補助する制度を確立したことは、町民の安心につながります。問題は、この制度を利用して危険と思われるブロックを町民の方が撤去・改善をしていただけるようにすすめることが鍵になると考えます。まずは、制度の広く町民のみなさんにお知らせすることが必要に思います。町広報や・区の会議等様々な機会に私たち議員も含めて周知していくことが必要であると考えています。

最後に、この400万円の補助制度は、今回1回限りにせず、危険と思われるブロック塀が存在する限り予算化する条件でしばらくの間続けることをお願いして賛成討論を終わります。ありがとうございました。