新ゴミ処理場予定地がダイオキシンの基準値を超えている!

 11月22日、南知多ビアシティーでH34年度から稼働する予定の新ゴミ処理センター「知多南部広域環境センター」について半田・武豊・常滑・美浜・南知多の議員への研修説明会がありました。

 すでに、この施設建設・運営については、5月に入札が行われ、川崎重工グループが、ゴミ処理施設の建設・整備と、H34年度からH53年度までの20年間の管理運営事業を約270億円で落札しています。これについては、今年の8月の各5市町の代表議員が出席した「知多南部広域環境組合議会」で議決され本契約がなされています。

 私は、説明会で4点質問しました。

 

第1点は、武豊町は、ゴミ処理場と併設して、温水プールを建設するが、その運営管理団体である、グリーンパーク社に熱源料金を払う契約になっているのか。

回答 今後の管理団体と衛生組合との話し合いになる予定だ。

 

2点目は、約運営費105億円の契約で故障など修繕は、各自治体に負担を負わせることなく、経営するのか。

回答 基本的に、特別なこと以外は、修繕等は、105億円の運営費で賄う

3点目は、建設予定現場(武豊町・ヤマダ電機前)の地下水のモニタリングは、フッ素やダイオキシンの基準値違反が続いているが、そのような場所に建設できるのか。また、その場所から運び出されたダイオキシンを含んだ土はどこにもっていくのか。

 

回答 愛知県の指導のもとに実施することになっている。今愛知県と相談をしている。

  (別の議員からは、すでに愛知県と相談しているが、その内容を明らかにすべきでないのか。また、汚染土は、アセックに31億で処理してもらうことになっているはずだが明らかにすべきでないのかという追及もあった。)

 

4点目は、住民説明会をするとしているが、具体的にいつどのような場所で実施するのか。

回答 12月15日に住民説明会を知多南部広域環境センターで実地する予定である。(内田議員は、各5市町でも個別にやるべきではないのかと要請をしました。)

 

新ゴミ処理施設は、最初の計画では、半田市に作る予定でした。それが、様々な、環境問題があって、武豊町の現予定地に変更されたのです。今回質問しても、明快な回答がないということは、問題です。

当然敷地を掘り返すわけで、ダイオキシンがいっぱい詰まった土はどのように処理される予定なのか住民に明確に示すべきです。みんなで、注視・監視していきましょう。