安倍政治を衆議院選挙で終焉に!

     「戦闘機爆買い」 対米従属で「密約」に支配される日本の空

              今後5年間で約27兆円の軍事費・爆買い

                  変えるべきは憲法ではなく、安倍政治

安倍政権は、「戦争する国づくり」をねらい、今後5年間で27兆4700億円も軍事費につぎ込む大軍拡をすすめようとしています。トランプ大統領いいなりで、一機116億円もするF35戦闘機を、147機まで購入する計画をたてるなど、米国製兵器を「爆買い」しています。このF35は、米国防総省や名政府鑑査院(GAO)の報告書では、パイロットが酸欠状態になり、墜落の危険があるとか、タイヤは耐久性がなく着陸回数が10回未満で交換する必要があるなど1千件近くの欠陥が指摘されています。こんな欠陥機を大量に購入したうえで、搭載する自衛隊の護衛艦「いずも」を攻撃型空母に改修し「専守防衛」の建前すら投げ捨てようとしています。すでに、安保法制の下、6月10日~12日「いずも」は米原子力空母「ロナルドレーガン」と共同訓練を実施して、いざという時はアメリカ海軍の指揮下に入る訓練もしています。

 F35三機分で認可保育所を331カ所つくり、昨年4月に認可保育園に入れなかった待機時と同数の2万人が入れます。いよいよ、「軍事費を削って、福祉とくらしに使え」を合い言葉にする時です。

政府も認めた米軍運用に関わる「空の密約」

 沖縄でも、そしてCV22オスプレイが強行された横田基地や全国各地でも、米軍機が日本の上空を自由勝手に飛び回っています。日本政府は「米軍の運用にかかわる」として、いつ、どこを飛んでいるのかも明らかに出来ません。2月22日の衆議院予算委員会で、日本共産党の穀田恵二議員が、米軍の飛行計画や「臨時」の訓練空域等を非公表とする日米密約を明らかにし、その存在を政府も認めました。 

米軍が日本の空を支配し、日本政府が米軍機の活動に関する情報を隠し続ける根拠になっているものです。米軍の我が物顔の振る舞いにモノも言えない日本でいいのか。アメリカいいなりの政治を、市民と野党との共同で、今後予想される、衆議院選挙で、チェンジさせていきましょう。