新たなたたかいを津々浦々で
消費税が１日、８％から１０％に引き上げられました。暮らしに困る人たちに最も無慈悲に襲いかかる最悪の不公平税制です。消費税の増税は２０１４年４月以来５年半ぶりです。安倍政権では２度目の暴挙です。今回の国民の負担増は５兆円にものぼります。日本共産党は増税に抗議し、減税・廃止へ新たなたたかいをよびかけます。
引き上げ当日、日銀は短観で３期連続となる景気判断の悪化を発表しています。消費不況も続き、働く人の実質賃金も落ち込んでいる中、深刻さはさらに増すとの懸念も広がっています。
消費税の増税は、大企業の法人税減税の埋め合わせです。生活貧困者でも毎日税金をとられる常時国民総納税の最悪の仕組みです。
わずか１％の富裕層や大企業が優遇され、９９％の国民がなんの恩恵もなく、あえいでいます。
声を上げましょう。力を合わせましょう。そうすれば逆の道を歩むことができるはずです。