ファイザーのワクチンの2回目接種は、「3週間後すみやかに」が原則です。
南知多町6月号広報の「6週間目ごろ」は間違いであり、訂正が必要です。
ワクチン接種がすすんでいます。南知多町においても、65歳以上69歳までの予約が受け付けられています。南知多町のワクチン接種の2回目予約が、4週間を超える方から相談がありました。
「ファイザーのワクチンの説明書通りになぜ南知多町はしてもらえないのですか。心配です。」とのことでした。
早速調べてみると、南知多町の担当者が、「厚労省のホームページのQ&A」を拡大解釈する間違いをしていたことが分かりました。担当者が、正確に認識していなかったことが分かりました。
内田議員は、早速、6月22日・28日担当者に以下の申入れと懇談をしました。
話合いの結果、役場担当者は、2回目接種の時期の表現を今の「6週目ごろまで」を「3週間後すみやかに」等の表現に改めることを表明しました。
以下内田たもつが 町長と関係部課長に申し入れた要望書を示します。
2021年6月22日
南知多町
町長 石黒 和彦様
ワクチン関係部課長様
日本共産党
町会議員 内田 保
正確で、安心できるワクチン予約情報の周知と
予約・接種実施のための確認と質問・要請について
ワクチン接種の日々の努力ご苦労様です。
さて、ワクチン接種をめぐり、町民の方から質問もあり、確認と質問・そして要請をするものです。中心は、2回目接種の予約時期について他市町と比べても、大雑把過ぎるのではないかとの心配等であり、当然な疑問です。
ワクチン接種に向けては、ホームページからの情報によるとファイザー製のワクチンについては、以下の情報が明確になっています。
「第44回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会
予防接種基本方針分科会 2021年3月18日 資料3」より
ファイザー社の新型コロナワクチン接種間隔(まとめ) (別紙)
● ファイザー社の新型コロナワクチンについては、
・18日以上の間隔をおいて、標準的には 20日の間隔をおいて2回接種
・1回目の接種から間隔が20日を超えた場合はできるだけ速やかに2回目の接種を実施 としている。
● 臨床試験においては接種間隔を6週間(42日後)としている例もあり、一定の有効性は 期待できるが、十分に確立されているわけではない。
● 一方、海外において接種間隔が3週間を超えた場合の有効性に関する研究が行われていた り、ガイダンス等で3週間を超えた場合の接種間隔の目安を示している国もあり、例えば WHO、EU諸国、米国では6週間という目安が示されている。 今後、我が国においても接種を進めていく中で、様々な事情で3週間を超えた場合には、 こうした情報も参考となると考えられる。
● なお、接種間隔については、今後も科学的知見の蓄積を踏まえて、必要な情報発信等を 行っていく。
2021年6月22日、内田が、電話を半田市、常滑市、美浜町に対し確認しました。
・半田市、常滑市、美浜町では、2回目接種予約は、3週間を基本にしている。
・美浜町ではきっちり3週間を目安として、できる限り早く間に合わせるよう調整している。
以上のことから接種の予約体制と接種体制・情報の的確性について次の質問と確認をさせていただきます。
記
問1 南知多町の資料に2回目予約を「18日の間隔をあけて6週間目ごろまでに2回目を接種」としているが、この方針は、何の通知を根拠として「6週間ごろまでに2回目を接種」とチラシに書いているのか。
問2 ファイザーワクチンの2回目接種の基本は、通常「3週間の間隔で2回目を接種して下さい」となっている。他市町のように、3週間を基本とするチラシへの予約情報に変えるべきであり、実施もそうすべきではないか。
問3 第2回目の接種では総合体育館や保健センターでの集団接種を考えていないのか。
集団接種をすれば、3週間の基本が守られるようになるのではないか。
問4 集団接種のための医師が集まらないのか。看護師があつまらないのか。どうなのか。
問5 個別接種会場の場所は、内海大岩医院・師崎白井医院・大井夏目医院・豊浜の上床医院等、かかりつけ医師との同意がなぜできないか。
問6 大規模接種会場で、順番待ちの時、回覧版で、接種会場の外で順番がくるのを待つとの情宣があったが、今後、熱中症が心配される時期にも同じような対応をするのか。
問7 南知多町として今後の若い方への接種に向けて、どのような工夫をしていくのか。