米価 大暴落を止めろ 外米輸入を減らせ

 米生産者の声を聞き、米の大暴落を止めろ

 

 コロナ禍の長期化によりコメの需給環境はさらに悪化しています。今年度の生産者米価は1俵9000円台といわれています。政府は、7月29日、21年6月末の米在庫予想を219万トンに修正しましたが、適正水準180万トンを大幅に上回っており、米価の下落は必至です。

 ただちに過剰分数十万トンを政府が買い上げて隔離しなければ大変な事態になります。

 2019年の米作りに必要な経費は、1俵あたり、1万5155円。そのうち機械や肥料、燃料費などの物財火だけで9180円。予想される9000円米価では米の再生産はできず、大きな農家も小さな農家も米生産は続けられません。

●今必要なのは、ミニマムアクセス米 77万トンの米輸入を中止すること、減らすこと。

●過剰在庫を買い入れるなど、生産者米価の暴落を阻止すること

●政府の責任で主食の価格と需給の安定をはかること

●コロナ禍による生活困窮者への食料支援を政府の責任で   行うこと

●飼料用米などへの産地交付金の増額をはかること