統一協会の解散命令を

 統一協会(世界平和統一家庭連合)の解散命令(宗教法人格取り消し)を求めるネット署名が始まりました。小川さゆりさん(仮名)、作家の冠木結心さんといった統一協会の元2世信者たちや識者、「全国j統一協会被害者家族の会」などの計40の団体・個人が呼びかけ人になっています。

 署名は、1か月を予定し、永岡桂子文部科学相、葉梨康弘法務相、甲斐行夫検事総長に提出します。署名では解散命令を速やかに裁判所へ請求するよう求めています。

 申し入れ書は同協会が先祖の因縁で不幸になるなどの教義によって恐怖を与え精神的に追い込み不幸を避ける方法として高額な献金をさせると指摘。

 これが信者らの経済的困窮を生み出し、脅迫観念にかられた親が子どもに信仰を強要する根本的な原因だとしています。

 解散命令が出れば、税制優遇を失います。他方で、過去の被害は直ちに回復されません。このことから解散命令とは別に、被害の予防・救済や2世への社会的支援のための制度が求められるとしています。

 積極的な署名で統一協会を追い詰めていきましょう。