会計年度任用職員の最低賃金を1500円に 南知多町1036円

 最低賃金を時給1500円に

    南知多町最低賃金 1036円

         

 日本は、賃金が上がらない国です。自民党政治の30年間が経済の停滞と衰退がすすでいます。

実質賃金は1991年から2022年にかけて、アメリカは1.48倍、イギリスは1.46倍、フランスは1.33倍、ドイツは1.30倍になっていますが、日本は1.03倍と先進国の中で唯一、「賃金上がらない国」となってしまいました。1996年のピーク時からだと年間46万円も減り、30年前の水準にまで落ち込みました。こんな国は日本だけです。

 この30年間で、1996年のピーク時からだと年間46万円も減り、30年前の水準にまで落ち込みました。こんな国はにほんだけです。

 今回改定された最低賃金は、全国加重平均で時給1004円、年収では、184万円にとどまり、地域格差は220円、年間34万5800円になります。

 

最低賃金でも日本は世界から大きく遅れ、

 ドイツ 1923円

 イギリス1875円

 フランス1785円の5~6割程度

 韓国  1084円にも抜かれました。 

 

 国・自治体は率先して非正規雇用の待遇改善を

 南知多町の最低賃金は愛知の最低賃金の1028円を下敷きに1036円としました。

 労働者が同等の仕事をしている、同一価値労働同一賃金の実現には、ほど遠い現状です。正規労働者にある期末勤勉手当の支給、毎年の俸給表での昇級、非正規労働者(会計年度任用職員)間の差別を南知多町も改善する必要があります。